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July 29, 2004

『とほほのほ』

私が初めて買った中島らもの本だ。
最初は別に「これが読みたいっっ!!!!」
と思って買った訳じゃない。
会社の昼休みの暇つぶしになれば、と思っただけだ。
誰の本でも良かった。
ただ、時間が埋まれば…。

中島らもの事は昔から知っていた。
「どんぶり5656」はよく見ていたし、
「なげやり倶楽部」も部活が無い時は見ていた。
露出度はわりと高かったので、
彼自身はよく見ていたのだ。

が、本は読んだ事なかったなぁ…。

何気なく手を出したその瞬間から、
私の人生は変わった。(ちょっと。てか大げさか?)

エッセイだったのだが、非常に面白かったのだ。
その後は片っ端から彼の本を読み漁った。
その中で彼は自分が立ち上げた劇団の事をよく書いていた。
非常に楽しげに語る彼の文章を読みながら、
私の中で世界一どうでもよかった「芝居」について、考えるようになった。
「もしかして、観に行ったらおもろいんちゃうやろか…」
大嫌いな演劇。どれだけ歩み寄れるのか。

ま、そうやって観に行った芝居(それもリリパ)は面白くなかったのだけど(笑)
それこっきり芝居とは無関係な2年程がありつつ、
再び観に行って「やっぱりおもろいやんかっ!!!」と思わせたのもまたリリパだった。
その辺りから私は「芝居」の面白さに魅了され始め、
ドップリはまってしまって今に至っている。

彼の本を読まなければ私は芝居にはまっていなかったかも知れない。
だとするときっと私の人生は全く違ったものになっていた思う。

彼の人生はまさに波乱万丈だったと思う。
けれど、彼はそれを楽しんでいたに違いない。

ただ、自分の思うとおりに。

周りの迷惑なんて関係なく(笑)

そんな彼にあこがれつつ。
大好きでした。ホントに。

April 16, 2004

悲しい一報

朝、起きて何気なしにスポーツ新聞を開いた。
(うちはデイリースポーツを取ってたりする…)
そこに衝撃的な訃報を目にした。
「鷺沢萌 死去」
…ええっ?
ホントに声を上げてしまった。

鷺沢の本は一時ハマって読んでいた。
私よりひとつ年上の鷺沢萌。
自分の通った時代背景がまさにリアルタイムに
表現されていた小説たち。
一転してエッセイは彼女の交友関係の広さと
そのサバサバした性格にちょっと憧れをもってみたり
なんかしたあの頃。

死因は心不全。
心不全?
前からなんか患っていたのか?
ちょっと疑問に思った。

夕方。
夕刊を広げて、また声を上げてしまった。
「鷺沢萌、原因は自殺だった」
…。そうだったのか。
彼女の身に何が起こったのか…。
最近の彼女の作品を読んでいないのでよく分からないが。

小説家の自殺。珍しい事ではないが、
あれだけ自分が読み漁った同じ年代の作家が
そういう状態に陥った事は私にとってかなりの衝撃だった。